尚子(内山理名)が自分たちのために教師をやめなくてはいけないと知った2年3組は,なんと教室に立てこもり!2年3組といっても,樹里亜(堀北真希)と公平を除く,ですが…。
他の2年3組は尚子(内山理名)に対して心を開いたけれど,樹里亜(堀北真希)と公平(本郷奏多)は頑なですね。尚子(内山理名)の前ではニコリともしません。だけど,公平(本郷奏多)の気持ちはどこにあるのでしょう?樹里亜(堀北真希)のことを考慮しなくても,やっぱり公平(本郷奏多)もまだ尚子(内山理名)に反発心を抱いているのでしょうか。
校長が何とか生徒たちの立てこもりをやめさせようと呼びかけるけど,全く届かない。それどころかますます反発するばかり。当たり前ですね。校長の呼びかけには愛がない。生徒たちを想う心が見られません。こどもはどういうのを敏感に察知しますから。
2年3組が教室にたてこもっていることを,公平(本郷奏多)によって知らされた尚子(内山理名)はホテルを飛び出し,学校へと急ぎます。だけど追い出される始末。鳥居とともにタクシーに乗せられてしまいます。
ところが鳥居は途中でタクシーを止め,尚子(内山理名)を学校へと急がせるじゃありませんか!
元はといえば,事の始まりは鳥居が原因。罪の意識を感じているのかもしれませんね。感じていなければ嘘でしょう。
尚子(内山理名)の呼びかけによってようやく教室から出てきた生徒たちは,心配をかけたことを保護者たちに頭を下げて謝りました。素晴らしいですね。よく成長したものです。
尚子(内山理名)の処分はというと…なんと撤回!校長が尚子(内山理名)の処分を書かれた紙を日向の前で破いてしまったのです。日向も日向。「ないものは仕方ありませんね」と,尚子(内山理名)の処分はなかったことに。
尚子(内山理名)に理解を示す者が増えてきたようですね。
だけど生徒諸君!はまだまだ続きます。
第八話ではもっと波乱が巻き起こりそうです。
次回の生徒諸君!は6月8日の放送です。
いくら2年3組のみんなを修学旅行に連れていきたいからと言っても,無茶をしますね,尚子(内山理名)は。
1年前の事故があってから目が届かないところにこどもをやるのは心配だから,修学旅行には参加させない,無事に卒業できればそれでいいというPTAたち。
尚子(内山理名)はそれは親のエゴだという。こどもたちの気持ちはどうなるのかと。
しかし,校長は「修学旅行に行かせたいうのはあなたのエゴだ。あなたは生徒しか見ていない」と,尚子(内山理名)に言い放つ。
だが,どうでもいい顔をしていながらも,実は生徒たちも修学旅行に行きたがっていると知った尚子(内山理名)は黙っていない。
なんと旅行代理店に自ら出向き,勝手に旅行の枠を増やしてしまおうとした。折戸に見つかってしまい上手くはいかなかったのだが,たとえそこでうまくいったとしても,あとで学校側にキャンセルされることは目に見えているのに。
だけどそれで諦める尚子(内山理名)ではない。今度は座り込みに出た。旅行代理店の前に座り込み,契約してくれるまで動かないというのだ。そこを通りかかった木下たち。尚子(内山理名)の懸命な姿に胸を打たれる。
もしも公平(本郷奏多)と樹里亜(堀北真希)も,そんな尚子(内山理名)を見ていたら…。心動かされるものがあっただろうか。
生徒たちの長所を大声で話しながらその思いを訴える尚子(内山理名)だが,ついに閉店時間。願いは届かないまま店のシャッターは下ろされてしまう。それでもまだお願いしますと叫び続けている尚子(内山理名)に生徒たちは駆け寄り,「先生のことを信じてよかった。修学旅行に行けなくてもいいよ」と。尚子(内山理名)の膝は傷だらけ。だけど笑顔が広がっていく様子には心が温かくなった。
家でご飯支度をしている樹里亜(堀北真希)の携帯に着信がある。しかし,樹里亜(堀北真希)は電話に出て相手の声を聞くなり,尋常じゃない怯えよう。思わず「助けて」とメールを打ち,がっくりとうなだれる。以前,尚子(内山理名)に届いていた「助けて」といういくつものメール。あれは樹里亜(堀北真希)のものだったのか?樹里亜(堀北真希)は本当のところでは尚子(内山理名)を信頼し,助けを求めているのだろうか。
それにしても樹里亜(堀北真希)があれほどまでに怯える相手とは何者なのだろう。前にもこんなシーンがあった。公平(本郷奏多)では平然を装っていたところを見れば,公平(本郷奏多)もこの件は知らないらしい。
薫が抜けてしまい,3TDではなくなってしまったことに淋しさを感じる樹里亜(堀北真希)。そんな樹里亜(堀北真希)を切なげに見つめるのが公平(本郷奏多)だ。どうやら公平(本郷奏多)は樹里亜(堀北真希)に想いを寄せているようだ。
17歳の樹里亜(堀北真希)を呼び捨てで呼んでくれたのは公平(本郷奏多)と薫だけだったと話す樹里亜(堀北真希)に悲しみを感じた。やはりわずかといえども年の離れたクラスメイトと過ごすのは,それなりの悩みや孤独,葛藤があるのだろう。道さえ踏み外さなければ,樹里亜(堀北真希)・公平(本郷奏多)・薫の3TDは,本当に2年3組にとっての正義の味方だったかもしれない。
尚子(内山理名)と生徒たちの思いが繋がり,ほっとしたのもつかの間。また樹里亜(堀北真希)たちの心を荒立たせる事件が起きてしまう。
2年3組の心が閉ざされるきっかけになった,1年前の事件のことが週刊誌に載ってしまったのだ。それも玲奈が不用意にも合コンでそれに関する話をしてしまったため。医者だけだと思っていた合コンメンバーの中に,記者もいたのだ。
その動揺は公平(本郷奏多)たち2年3組にも広がる。
「今度はどんな隠蔽が行われるんですか?」と怒りを隠せない樹里亜(堀北真希)。
真実は明るみに出されるのだろうか。
次回の生徒諸君!は6月1日の放送。
3TDに疑問を持ち始めた茉莉たち。上田は3TDに逆らって尚子(内山理名)に球技大会の種目のひとつであるバスケを教えてもらうことになった。
尚子(内山理名)が茉莉にも一緒にやらないかと誘いをかけたところ,何人かを誘って一緒にやることに。
だけど、黙っていない3TD。裏切り者と上田の机に書き,いじめを始める。情けない。これの何が正義の味方だ。珠里亜(堀北真希)たちはいつまで過去の事件にこだわるつもりなのだろう。確かにあの状況が怖かったと思う。忘れられるわけはない。でも何故ひとりの一教師がそうであったとしても,尚子(内山理名)を始めとする他の大人たちも同じだと決めつけるのか。
何よりこどもくさいのは3TDだ。
尚子(内山理名)とバスケ対決をし,尚子(内山理名)に負けた木下は,もう上田には手を出さない。球技大会にも出るという約束を守らなければならない。
木下は口だけの男?ますます情けない…。
球技大会当日。木下のチームは正々堂々とした試合ができないのか?ファールばかり。しかも自分たちより弱いチームを相手に,だ。どこまでこどもじみているのだろう。
大きく点差が開いてしまうが,「楽しむこと」を思い出した茉莉たちは諦めない。上田は木下に囲まれるも,思い切ってゴールに向かってボールを放つ。誰もが期待などしていなかったのだが,見事シュートが決まる。喜ぶ上田だちの姿を見て,「こんなつまらない試合はやってられない」と,途中で投げ出す木下。
尚子(内山理名)の言うとおり,試合は楽しんだ茉莉たちの圧勝だ。
尚子(内山理名)に影響されたか,3TDをやめた木下。
憎しみだけを支えに生きているから私はやめないと言う珠里亜(堀北真希)。
珠里亜をひとりにできないと言う公平(本郷奏多)。
ついにバラバラになった3TD。
次回の生徒諸君!は5月25日の放送です。