生徒諸君！第四話 あらすじ ネタバレ 生徒諸君！感想

生徒たちにうそつき呼ばわりされてもめげない内山理名演じる尚子。｢何か悩みがあったらメールして｣と,生徒に自分のメールアドレスを配る。どうなるかは…想像ついた。｢うそつき｣メールの嵐。尚子の思いはまだまだ生徒に届かないようだ。

不登校が1年以上続いている二人の生徒を,フリースクールに入れるという日向に反発する内山理名演じる尚子。不登校児のうちの一人,茉莉はもう既にフリースクールに通い始めていた。そこに現れたのはなんと尚子！フリースクールの担任になったのだ。アルバイトではなくボランティアらしい。

奥沢は内山理名演じる尚子にフリースクールをやめさせてくれと3TDに依頼する。茉莉の依頼を受け,3TDは用具室に尚子を閉じ込める。生徒諸君！の3TD,やることがこどもくさい…。

一年前,山に行きたいと自分が言い出したことに責任を感じている茉莉。生徒諸君！の3TD,なんだかんだ言いながらも,結構いろんなことを内山理名演じる尚子に話すようだ。そんな茉莉に尚子は｢白井君の家に一緒に行かないか｣と誘うが,案の定,拒否されてしまう。

白井の親は白井を転校させると言い出す。内山理名演じる尚子は転校を思いとどまらせようと,白井の家の前まで行く。そして夜中に大声で白井を説得し始める。…近所迷惑になることは考えないようだ。白井は｢自分はいない方がいいんだ｣と言い出す。そんな白井に尚子は｢いくじなし！｣と一喝する。ごもっとも。尚子が大声で話しているところに日向が現れる。そして｢自殺をしたらどうする気だ。私は生きてほしい。どんな生き方でも｣と。言葉をなくす尚子。日向の言葉はいちいち胸に響く。感情的にならず,淡々と話すからなおさらだ。

冷たい顔をして,その言葉はぶっきらぼうでありながらも温かい。

結局白井は転校することになった。

引越し先に向かう白井を茉莉は追いかけた。｢ごめんね。許してくれなくても忘れないから｣。その言葉はどうやら白井に届いたみたいだ。

白井が転校することになったことを知らせ,最後の出席をとる内山理名演じる尚子。｢白井直輝｣。そう呼んだ途端,教室の扉が開き,｢はい｣という返事が。なんと転校をやめた白井が出席してきたのだ。しかも茉莉の姿も。｢白井君の勇気とウザイ先生の力だよ｣と尚子を認める言葉が茉莉の口から聞けたことは,尚子にとって今まで一番嬉しいことだろう。生徒諸君！に初めて温かい風が流れた。

生徒諸君！一件落着！

…といかないのが生徒諸君！だ。

｢たすけて｣とのメールが内山理名演じる尚子に届く。

次回の生徒諸君！は5月18日の放送です。

生徒諸君 第二話 レビュー 生徒諸君！感想

どれだけ生徒にボコボコにされても内山理名演じるナッキーは元気ですね～。見ていて痛いと言う生徒の台詞。少しだけ共感してしまったり(笑)このクラス,一致団結力はすごいですね。みんな一斉に配られたプリントをビリビリに破くなんて,そうそうできるものじゃないですよ？生徒諸君！第二話ではどんな一致団結力ぶりを見せてくれるのでしょう。

授業参観がダメなら家庭参観。ナッキーも考えますね。ナッキーに恐いものはないようです。ヤクザを相手に言うわ言うわ…。でもこういう人ほど気に入られるんですよね,その道を行く人には。案の定,ナッキーも薫の父親に気に入られてしまいましたし。ヤクザまでも恐れる相手とは一体誰？簡単につぶされるってどういう意味!?謎が深まる生徒諸君！です。

思い切り突き落とされて大怪我を負わされたにも関わらず,生徒に向かって｢もし私が死んでいたらどうするの！殺人者になっていたのかもしれないのよ？もっと自分を大切にしなさい｣という内山理名演じるナッキー。私がナッキーの生徒ならナッキーが大好きになりますね。でも堀北真希演じる珠里亜の｢簡単に人の気持ちがわかるなんて言う人,大嫌い！｣という台詞にもちょっと共感。大嫌い,とまではいきませんけどね。

引きこもりになってしまっている生徒・ナオキ。何故こんなことになってしまったんでしょう？そしてこの母親は叫び声を上げるナオキに,何故謝るのでしょう？自分非はないのに。自分が何か悪いことをしたわけじゃないのに。わかりません。

家庭参観を強制的にやめさせられてしまった内山理名演じるナッキー。不本意でしょうが,仕方ないですね…。この学校には家庭訪問というものもないようですね。現実的に考えるのはやめましょう(^ ^;

｢助けて。全部話す｣と内山理名演じるナッキーに電話をかけてきたナオキ。ナッキーに対し,やっと部屋のドアを開けました。というか,開けられた？何を話し出すのだろうと思いきや,やはりそう簡単にはいかないようです。何かを思い出し,再び正気を失ってしまいました。これが3TDの仕業だとしたら,母親は悔しくないのでしょうか。自分の息子をこんな風にされてしまって…。よく黙っていられるものです。

電話をかけてきたのは3TDに脅されたからだったんですね。どこまで姑息なんでしょう。3TDが堀北真希演じる珠里亜・本郷奏多演じる青木航平・岡田将生演じる木下薫だということが明らかになりました。そして珠里亜の口から語られた一年前の出来事…。それまでは素直で中学生らしい生徒達でした。それなのに,一先生のせいで…。信じられません。崖から落ちようとしている生徒のリュックを奪い,その中に役に立ちそうなものがないと知ると「死んじゃっていいよ」と…。みんなその先生を信じていたんです。何も疑っていなかったんです。それがこの先生のせいで全て台無し。音を立てて崩れていった先生への信頼。普通できますか？遭難して生徒の食料を奪い自分だけが生き残ろうとするなんて。しかも生徒を見殺しにしただけではなく,食料を奪うために女生徒を人質に。挙句の果てには生徒を雨が降りしきる山に置き去りにし,下山。ありえません。普通じゃないです。普通じゃないからドラマですけど,それにしても…。

珠里亜たち生徒たちの心は生き返ることができるでしょうか。

次回の生徒諸君！は5月5日の放送です。

生徒諸君！ 第一話 レビュー 生徒諸君！感想

原作の「生徒諸君！」を読んだことのない私はドラマで｢生徒諸君！｣デビューをしました。「生徒諸君！」,いきなり過激的ですね…。校庭にあんな姿で教師を縛って立たせてしまうなんて。「いつからここに？」という,内山理名演じる尚子の問いに「昨日の夜から…」との答え。トイレはどうしていたんでしょうね？一晩中トイレに行きたくならないということはないでしょう！尚子も言っていたけど,まだ夜も冷え込みます。もっとグッタリしているはずだけどなぁ？？

尚子が担任を持つことになったクラスは問題クラス。揃いも揃って,全員大人に対して不信感を抱き,出席簿には過去の担任の名前はなく,ふたりの生徒が同じ日からずっと欠席を続けてる…。

いつかどこかで似たようなドラマを見たことがあるような気もしないようでもないですが(笑)

でもドラマは思いのほか面白かったです。内山理名がこういう役を演じるのは初めてじゃないでしょうか？「ヤンクミ」でもそうだったけど,普段はおとなしいイメージの女優さんが,こういう激しい役を演じるのって,結構役にハマるものですね。「生徒諸君！」の尚子。正直にいうと,最初は内山理名が演じるのってどうなのかなぁと思ったけど,始まった｢生徒諸君！｣を見てみると,案外板についていました。

でももっと板についていた役。それは黒木メイサの教師姿！あのクールっぷりは本当に似合っていますね。全く違和感を感じませんでした。特別編で「園井優子編」も見てみたいと思ったほどです。おもしろそうだと思いますけどね～。

やっぱり味方につきましたね,渡辺順。なんとなくそうなるかなぁとは思いつつも,本当に味方についたとなると,ドラマといえども嬉しいものです。ドッヂボールを称された「制裁ゲーム」のシーンで,「左手を狙え！」と順が叫んだときには,思わず笑顔になってしまいました。尚子が痛めていたのは,右手ですからね。

｢生徒諸君！｣では堀北真希演じる樹村珠里亜が抱える闇にも注目です。彼女は何を抱えているのか？「生徒諸君！」の原作を知らない私は気になるところです。

本郷奏多演じる青木公平からも目が離せません。

このクラスの過去には何があったのか？
3ＴＤとは何者なのか？

次回の「生徒諸君！」は4月27日放送です。